高浜とりめし(愛知県高浜市) 養鶏業が盛んな高浜市の「卵を産まなくなった廃鶏」をおいしくいただく食文化
高浜とりめしの特徴
卵を産まなくなった廃鶏(成鶏)の肉を
薄くスライスして使用します。
水は使用せず、たまりと砂糖で具を炊きます。
具材をとり脂で炒めるのも特徴です。
炊き込みではなく、混ぜご飯にします。
“養鶏業が盛んな高浜市吉浜地区。実は、この吉浜地区内の神社に昔から伝わる「とりめし」のレシピがあります。特徴的なのは、吉浜八幡社(地元では「上地区」といわれている)と吉浜神明社(地元では「下地区」といわれている)でレシピの内容が違うのです。
吉浜八幡社(上地区)では、米と鶏肉を中心としたシンプルな内容に対して、吉浜神明社(下地区)では、これに椎茸や人参、油揚げなどを入れる内容となっています。”
高浜とりめしの歴史
“今から約100年前、明治37年の日露戦争の時に従軍した加藤弥七さんが、にわとりの孵化技術を持帰りました。
その後、高浜市の地場産業として、卵の生産が盛んになり、同時に、卵を産まなくなった廃鶏(成鶏)を食べる文化が始まりました。その代表的なものが「とりめし」です。”
引用:高浜とりめし学会
場所
人気スポット
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