伊那ローメン(長野県伊那市) 蒸した麺、マトン、にんにくの香りが食欲をそそるご当地麺
伊那ローメンの特徴
炒めた麺(チャーメン)に、
肉(ロー)が入っていることから、
「チャーローメン」が語源のようです。
酢・ごま油等を入れるのも好まれます。
ローメンには、
大きく分けて2つの種類があります。
「スープ風」と「焼きそば風」です。
「スープ風」の場合、乾燥麺を湯で戻し、
スープ・肉・野菜と合わせます。
各店によって多種多様で、スープの量も
多いものからほとんど無いものまであります。
「焼きそば風」の場合、
乾燥麺を湯で戻してから炒め、
具材と合わせ、ソースで味付けをします。
具材は、お店によって異なります。
伊那ローメンの歴史
“昭和30年頃、麺にマトンとキャベツ、ニンニクを入れたローメンが誕生しました。”
“1955年に、伊那市の中華料理店「萬里」の主人であった伊藤和弌(いとう わいち、1931年 – 2007年5月11日)が、地元の製麺業者服部製麺所社長の服部幸雄の協力を得て創作した。
伊藤は東京・横浜で料理人として修行し、郷里の伊那に戻って小さな中華料理店を開いた。当時は冷蔵庫がまだ一般的でなく、仕入れた生麺を翌日まで保存できないため、伊藤は麺の保存法に苦慮していた。そこで彼は試行錯誤の末、麺を蒸すことで日持ちさせる技法を考案する。
この蒸し麺独特の風味を活かして伊藤の創作した料理が、ローメンである(「萬里」発行のパンフレットによれば、ローメンの完成は1955年8月であったという)。肉は、伊那市周辺で羊毛生産のため盛んに飼育されていた牧羊に伴う副産物のマトンが活用され、塩漬け肉にして日持ちさせたものが使用された。野菜は、これまた周辺で多く栽培されていたキャベツを使用した。”
その後、市民の要望に合わせて、
スープ風と焼きそば風が生まれました。
引用:伊那ローメンズクラブ
ローメン – Wikipedia
場所
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